PWA開発の成功事例を解説 開発会社への依頼時に重視すべきポイントは?

PWA開発の成功事例を解説 開発会社への依頼時に重視すべきポイントは?

PWAは、Webサイトをネイティブアプリのように使えるようにする技術

本記事は、実際のサービス開発やデジタルプロダクト開発にPWAを導入した成功事例を紹介。PWA開発のメリット、成功のポイントを詳しく解説しています。

PWAとは?

PWAは、Webサイトをネイティブアプリのように使えるようにする技術のこと。

Android、iOSなどのデバイスに縛られずに使用することができるクロスプラットフォーム技術です。

素早い読み込み操作が可能になり、ユーザビリティの向上に大きく貢献できるとして、Googleが導入を推奨しています。

★PWAについて詳しくはこちら


PWA開発のメリット:ネイティブアプリとの違いは?

PWA開発を実施することにより、どのようなメリットが得られるのでしょうか?ネイティブアプリ開発との違いをもとに解説していきます。

iOS/Android両方に対応できる

あらゆるデバイスに対応したネイティブアプリをリリースするには、 Android/iOSそれぞれに対応した専用アプリの開発が必須。

しかし、PWAはあらゆるデバイス・OSで利用することができるので、必要な開発を1つのプロダクトに集約できます。

ストア申請などの運用コストがかからない

ネイティブアプリのリリースにはアプリストアへの申請及びそれぞれのアプリストアのガイドラインに基づいた審査を通過する必要があります。また、アップデートを実施するたびに運用コストがかかります。

しかし、PWAはWebサイトから直接ダウンロードさせるので、ストア申請やアップデートなどの手間がかかりません

オーガニック検索からリーチできる

WebサイトであるPWAはオーガニック検索からの流入が見込めます。コンテンツマーケティング戦略において、検索からユーザーにリーチできることは大きなメリットです。

一方、ネイティブアプリは基本的にアプリストア経由でしかユーザーとのタッチポイントを持つことができず、一度アンインストールされたアプリは再びユーザーと接触する機会は再インストールしかありません。

PWAは検索から流入してきたユーザーに対して何度もリーチすることができ、インストールしていないユーザーにも情報を届けることができます。

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PWA開発事例 〜なぜPWAを採用したのか?〜

実際にサービスやプロダクト開発にPWAを導入した事例を詳しく紹介します。

ユニメイト:自動採寸AI画像認識アプリをPWAで開発

AIの画像認識を活用した自動採寸アプリ

AIの画像認識を活用した自動採寸アプリ

ユニメイトは、レンタルユニフォーム事業を展開する企業。

同社が課題に感じていたのは、自己申告や手作業によるサイズ集計時にヒューマンエラーによるサイズ違いが頻発し(最大実績で返品率40%超)、返品や交換に多大な労力とコストが発生していたこと。

同社の『AI×R Tailor(エアテイラー)』は、AI画像認識を活用した自動採寸PWA。撮影した画像から適切なユニフォームのサイズを導き出す画期的なサービスです。

モンスターラボは、サービスの改善を目指す同社のデジタルプロダクト開発に企画段階から参画。プロダクト開発の全工程を担当し、現在もさらなるサービスの向上を目指した支援を継続しています。

開発に際し、ストアからのダウンロードが不要なマルチデバイス対応のPWAでの開発を実施し、ストア申請やバージョン対応にかかる時間・労力の削減を実現。開発・運用コストを抑えることに成功。

リリース後も、想定していたレンタル事業の業務効率化のみならず、コロナ禍の影響で手作業による採寸ができていない現場からの問い合わせがあるなど、新たな展開につながっています。

要点まとめ
・自己申告や手作業によるサイズ集計時のヒューマンエラーをAI画像認識アプリで解決
・PWA開発を導入し開発・運用コストを削減
・リリース後も他業種の現場からのお問い合わせなど次なる展開につながっている
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アジア航測:toC向け新規サービスにPWAを導入

測量した水中の地形データを活用して海底地形マップを見ることができる「釣りドコ」

測量した水中の地形データを活用して海底地形マップを見ることができる「釣りドコ」

アジア航測社は、航空測量をベースとして事業を展開する空間情報コンサルタント企業。

モンスターラボでは同社より航空レーザ測深機材を活用した新サービス開発の依頼を受け、リサーチ・企画・設計・デザイン・開発といった全工程を担当しました。

ビジネスモデルの立案から参画し、2019年10月25日のサービスリリース以降も伴走型のプロダクト運用支援を行っています。

従来、toB向けの事業を展開していた同社は、toC向けのサービス展開の先駆けとして釣り人向けのメディアサービス「釣りドコ」をリリース。本アプリを活用することで、測量した水中の地形データを活用して海底地形マップを見ることが可能です。

当初はiOSのネイティブアプリ開発を想定していましたが、すでにネイティブアプリをリリースしている釣り向けのサービスの競合が多く、同等以上のクオリティを求める場合の投資額が大きくなってしまうことが予測されていました。

モンスターラボは納期・予算の圧縮をはじめプロモーション面のメリットなどを考慮した施策としてPWA開発をご提案し、開発を実施。

PWAでアプリを開発したことにより、リリース後のコンテンツマーケティング戦略においてもオーガニック検索での流入を見込むことが可能になり、OSごとの開発やストア対応が不要となりました。

要点まとめ
・「釣りドコ」は測量した水中の地形データを活用して海底地形マップを見ることができるPWA
・ネイティブアプリは既に競合が多数投資をしており参入障壁が高かった
・PWA開発によりコスト・リソースの削減だけでなくコンテンツマーケティング戦略的にも有利に
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まとめ:PWAを導入し開発コストの削減・戦略的な市場展開を

PWAの導入により、Webサイトをネイティブアプリのように活用できるだけでなく、ページ読み込み速度の向上やオフラインでの閲覧など、モバイルサイトのユーザーのUXを改善する施策としての効果も期待できます。

また、ネイティブアプリ開発のように、それぞれのOSごとの専用アプリの開発やストア申請などの手間がかからないため、開発や運用にかかるコストを抑えたい場合にも適しています。

加えて、オーガニック検索での流入が見込めるため、コンテンツマーケティング戦略にも活用できます。ネイティブアプリよりもモバイルサイトの方がユーザーニーズが高い場合や、競合サービスが既にネイティブアプリをリリースしており参入障壁が高い場合などもPWAの導入をおすすめします。

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2200件を超える開発実績を通じて蓄積されたノウハウをもとに、アジャイル手法、UX/UIデザインの豊富な知見を活かしてビジネスを成功に導くためのアプリ開発をデザインからワンストップで対応します。

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記事の作成者・監修者

平田 大祐(株式会社モンスターラボ 執行役員 CTO APAC)

2004年IBMグループに入社し、IBM ITスペシャリストとしてシステム開発に従事。 2009年からベンチャー企業にて受託開発、コンテナ型無人データセンターの管理システム、ドローン開発などソフトウェアからハードウェア開発まで幅広く関わる。チーフテクノロジストとして2015年にモンスターラボへ入社し、2018年4月より最高技術責任者であるCTOに就任。 プロフィールはこちら