燃料配達サービスを中核とする中東初のオンデマンド自動車関連サービス「CAFU」
当時CAFUは「燃料配達サービス」の提供会社としては一定の認知度を獲得していた一方で、今後のさらなる成長に向け事業を多角化させていくことを検討していました。
しかし、急速なビジネスの拡大を背景に基幹システムがブラックボックス化してしまっており、新機能や新サービスの迅速なテストおよび立ち上げが難しい状態でした。また、障害や機能改修においてもタイムリーな対応が難しく、加えてアプリの応答遅延や配達ルーティングの問題による配送遅延など、ユーザー体験を損なう問題も複数あり、ユーザーが離れていってしまうことが課題となっていました。
そこで、新機能や新サービスの迅速なテストと立ち上げを行うことを目的に新たなビジネスロードマップに基づくシステムアーキテクチャの刷新を検討していました。
モンスターラボは当時、既にCAFUのWebサイトのリニューアルプロジェクトに参画していたことから、テクノロジーにおける専門知識とデザイン力を評価され、本プロジェクトへと携わることとなりました。
モンスターラボはまず、バックエンド(サーバーサイドコード)と、顧客アプリと従業員アプリのモバイルアプリコードを含む、2週間の技術監査を実施。ソリューションアーキテクトをアサインし、監査結果を元に対応すべき課題点を明確化することで、CAFUの開発チームと密に連携しながら事業目標とビジョンに基づいたシステム全体のコンセプトを再定義を行いました。
その後、新しいシステムアーキテクチャを設計し、TCS(燃料計量メーター)、Checkout(決済ゲートウェイ)、Salesforce(CRM機能)、New Relic(アプリケーションパフォーマンス監視)、といったサードパティ製のサービスも統合することで、CAFUの事業拡大に向けた盤石な基盤の構築とシームレスな顧客体験の提供を同時に実現しました。
新しいシステムアーキテクチャを元に基幹システムを刷新することで、新機能や新サービスの迅速なテストや立ち上げが可能になりました。
基幹システムを刷新後、複数の市場に事業を拡大すると同時に、新しいサービスを続々とリリース。2020年には洗車サービスとオイル交換、2022年にはロードサービスを開始するなど、自動車関連サービスを多角的に提供する会社へと成長しました。
システムの稼働状況においても、安定化を実現すると共にアプリの応答速度も向上したため、ユーザー体験は大幅に向上し、ユーザーの維持率を上げることができました。