大手物流企業のドライバー向けアプリケーション
GLSは、これまで使用していたスキャンデバイスについて従業員から重さや機能性について不満の声が上がっていたことに加え、デバイスのサポート終了も重なり、既存の機能を改良して新たなアプリを開発したいと考えていました。また、GLSはアプリのバックエンド開発体制を保有していたものの、顧客提供価値の向上や、業務効率化のためには新たな体験設計が必要だと考えており、そのためにデザイン・フロントエンド開発領域においてのパートナーを求めていました。
モンスターラボはGLSと共にワークショップ(イノベーションスプリント)を実施。ドライバーがより迅速で、かつ効率的に配達するための情報を整理しました。また、ドライバーによるアプリの快適な操作性を重視したため、ワークショップ5日目には実際にドライバーに体験してもらうためのプロトタイプを準備しました。これらの情報を元に最終的なアプリを開発しました。スキャン機能については、ドライバーの1日の使用回数が500回以上と非常に高頻度なため、使いやすいポジションでスキャンができるよう利便性を考慮したパーソナライズ機能を実装したほか、交通状況を鑑みて最適なルートでナビをしてくれる機能や、リアルタイムで宅配物のアップデートを顧客へメールやSMSで自動通知する機能など、宅配業務のスピードや効率を重視するための機能が実装されました。
新たなアプリを活用することにより、顧客の体験を向上させ、さらには、デンマークGLSが提供するカスタマーサービスや倉庫業務におけるプロセスを簡略化・最適化することができました。モンスターラボは開発終了後も保守・運用を担当。開発当時スキャンデバイスを活用するドライバーは200人程度でしたが、本アプリケーションの利便性が評価され、今後は700人以上のドライバーへと拡大される見込みです。また、本プロジェクトが評価され、同社ドイツ拠点における顧客向けのアプリケーションの開発依頼も頂戴し、モンスターラボのグローバル拠点を跨いだ支援を提供いたしました。