高速バス利用者向け『到着時刻予測サービス』
経路の混雑状況や天候により到着時刻に遅れが生じる公共交通事業。特に高速バスは、その影響を受けやすいサービスの1つ。正確な到着時刻がわからないことが原因で、高速バスの利用者の満足度が低下してしまう恐れがありました。
そのため、リアルタイムに正確な到着時刻を知らせるサービスの提供が求められていました。
初めにモンスターラボは、みちのりHD社が持っていた仮説の検証を行いました。具体的には、UXデザイナーが実際に会津バスの高速バスに乗車し、優れたユーザー体験が何かの調査を実施。そこで得られたデータを元に繰り返し検証を行い、実現すべき体験を模索しました。
開発面では、ハノイ拠点のエンジニアをアサイン。HEREが提供する位置情報技術に各路線の事情に合わせた独自のロジックを組み合わせることで、トラッキング精度の向上を図りました。
また、UIデザインにおいては、日本語に慣れていない海外のメンバーへABテストを実施することで、直感的に操作できるデザインを追求。ユーザー画面上では、バス業界の専門用語の使用を避け、バスに乗り慣れていないユーザーでも使いやすいデザインを意識しました。
サービスリリース後、各種メディアで取り上げられるなど注目を集めました。
また、実際の利用者からは「遅延の傾向が見えるので、便を選ぶ参考になる」というポジティブなご意見をいただき、みちのりHDのグループ起業である関東自動車の空港バス路線への横展開を実現しました。
モンスターラボは、保守・運用および継続的な支援を続けています。
“QCDSの関係から工数的に制限がある中、すべてのリソースを使いながらワンチームとしてプロダクトをつくっていく、そういう精神を持っていただいていたのは非常に良かったです。”
インタビュー記事