ENEOS全社にまたがるデベロッパーアカウントの管理ガイドライン
ENEOS社内において、アプリケーションの開発は事業部門ごと独自に企画およびプロジェクト推進をしており、スピーディなリリースとアジャイルな継続グロースを実現しています。
一方で、iOSアプリの公開はApp Storeを通じて、Androidアプリの公開はGoogle Playを通じて行われていますが、どちらも企業全体で共通のデベロッパーアカウントを使用しており、これらのアカウントの管理は、IT戦略部に一任されています。
各アプリケーションは非常に多くのユーザーを抱えており、その一例としてENEOS公式アプリにおいては1,500万人を超える会員数を保有するなど、安定的な機能提供とスムーズなバージョンアップ対応は社内外のすべてのステークホルダーに対し必須要件でした。
そこでIT戦略部は、さらなるセキュリティの強化や、デベロッパープログラムで定められた情報プライバシーやコンプライアンスへの厳格な遵守を目指し、このデベロッパーアカウントの管理に関する社内ルール整備を検討しておりました。
モンスターラボは、ENEOSへの複数回のヒアリングを通した現状の理解および策定方針の決定から着手。各事業部や開発ベンダーがその専門性を活かしつつも、高いセキュリティを担保しながら効率的に開発・提供を進めることができるガイドラインの策定を目指しました。
その後、実際の設計においてはApple Developer ProgramやGoogle Play Developer Programのガイドラインで定められている基準を基に、ENEOSの多様なアプリケーションに適用できるオリジナルの統一ガイドラインとして設計を実施。
開発権限、ユーザーID、デバイス、APIキー、証明書などの権限を、適切なロールに基づいて各事業部や開発ベンダーに付与する仕組みも整備しました。
出来上がったガイドライン案を元に複数回のレビューセッションを実施し関係者からのフィードバックを反映させながら精緻化し、ガイドラインの実装性と現実性を高めていきました。
デベロッパーアカウントの管理ガイドラインは無事リリースされ、セキュリティリスクやレピュテーションリスクの顕在化を防ぐ社内ルールの整備を実現しました。
このガイドラインの導入により、開発者ごとに適切なロールに基づいて各事業部や開発ベンダーにデベロッパーアカウントを付与することで、共通の基準をもとに安全かつスムーズなモバイルアプリの提供が可能になりました。
本プロジェクトを約3ヶ月のスケジュールで想定通りにプロジェクトが遂行できたことは、お客さま側の積極的な姿勢・関与により双方の活発なコミュニケーションが生まれ、一体となってプロジェクトを推進できたからこその実現でした。
モンスターラボはこれからもENEOSの企業価値の向上に寄与する支援や提案を今後も積極的に行っていく予定です。
“豊富なアプリ開発の実績と、組織としてナレッジを保持する体制をお持ちのモンスターラボさんにお声がけすることにしました。”
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