ヘルスケアアプリケーションのコンセプト設計
保険業界は保守的な企業が多いことから、過去数十年にわたり多くの業界が取り組んできたデジタル変革の潮流に遅れを取っている業界の一つです。
特に、コスト削減や業務最適化といった比較的容易に解決される課題も依然として残っており、他の業界と比べて競争力を維持することが難しくなっているのも現実です。
HanseMerkurは、そのような業界特有の状況においても、2011年には請求書撮影・スキャンアプリを導入するなど、伝統的な保険業界の中でもいち早くデジタル変革に取り組んできた企業の一つです。しかし、近年は顧客満足度向上を目的とした積極的な顧客エンゲージメント強化がより一層求められており、さらなるデジタル変革の必要性が高まっていました。
モンスターラボは、顧客エンゲージメント向上に向け新たなヘルスケアアプリケーションのコンセプトを設計。コールセンターのコスト最適化、そしてデータ活用によるサービス向上に焦点を当てたデジタル技術の活用を提案しました。
特にユーザー体験の改善を最優先事項として、新しい顧客エンゲージメントのためのモダンで洗練されたUIを設計しました。このアプリケーションは、既存のITインフラやカスタマーサービスプロセスとの完全な連携も考慮しており、HanseMerkurの既存ビジネスとシームレスに結合されています。
また、IT部門や顧客サービスセンター、ヘルスケアサービスの情報、主要なITサービスプロバイダーを含む最適な第三者ソリューションとの統合も推進。加えてAIや機械学習といった革新的な技術を活用することで、HanseMerkurの業務および顧客双方に最適なアプリケーションのコンセプトが完成しました。
モンスターラボは、新たなアプリケーションコンセプトの企画と合わせ、MVPの迅速な開発を推進するための計画を設計するなど、実現可能性を考慮したロードマップの策定も支援し、高い評価を得ました。
また、新たなコンセプトについて、1,000人の顧客を対象にアンケート調査を実施したところ、10点満点中8点という過去最高の評価獲得するなど、高い顧客エンゲージメントを創出することが実証されました。