メトロポリタン美術館 公式アプリ
ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Met)は、150年の歴史を持つ世界最大規模の美術館。世界のあらゆる地域の文化遺産を展示しており、世界三大美術館の1つにも数えられています。
モンスターラボの北米拠点は、同美術館が提供する館内案内アプリ『The Met』の開発プロジェクトに参画。Androidアプリを開発したのち、既存のiOSアプリの改修を担当しました。
課題
当初、モンスターラボが依頼を受けたのは、既存のiOSアプリをベースにしたAndroidアプリの開発。移行という名目でプロジェクトはスタートしましたが、構想にあったマッピング機能が実現できていないなど、改善の余地が多く残されていました。
モンスターラボは、初めに既存アプリに関するユーザーインタビューを実施。ビジュアル面やUIデザインは評価されていたものの、UXに関しては大きな課題があることがわかりました。
ソリューション
iPhoneアプリに搭載されていた各種情報(本館と別館の展示案内やアクセス情報など)や
チケット購入、会員向けコンテンツに加え、新たに館内マップ機能を実装しました。
Googleが推奨するマテリアルデザインに準拠したデザインを採用することで、ユーザビリティの向上を図るとともに、Playストア上でおすすめアプリとして表示されるようにしました。
結果
リリースしたAndroidアプリは、ユーザーが求める情報がよく整理されていると同時に、運営サイドからの情報発信が容易になったと高く評価されました。
UXの向上に手応えを感じたメトロポリタン美術館は、既存のiPhoneアプリの改修もモンスターラボに依頼。
現在、モンスターラボの開発したアプリは、美術館における鑑賞体験をサポートするアプリとして多くの来場者に親しまれています。
