クライアントのデジタル領域における課題に対し、最適なソリューションを提供する株式会社モンスターラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長田 寛司 以下、「モンスターラボ」)は、クライアントである角上魚類ホールディングス株式会社の魚市場での買い付け業務などのDX支援を行いました。
DX支援では魚市場の現場観察から課題を抽出したのち、買い付け時に使用する業務アプリ開発から導入支援までを一貫してサポートしました。結果として作業時間の短縮や発注ミス減少による業務の質の向上、データ蓄積による知見の平準化、紙をデジタル化したことによるペーパーレス化などに貢献しました。
紙で買い付け管理を行う様子
紙で買い付け管理を行う様子
角上魚類はバイヤーによる目利きの元、大量に魚を仕入れ、その日のうちに関東・信越地域に展開する店舗へ配送・販売することで新鮮で安い魚を消費者に提供しています。買い付けは主に豊洲市場と新潟市場で行っていますが、これまでは紙の発注書をもとに買い付けを行なっており、発注・買い付けミスや誤配送、紙の使用による事務作業の負荷がかかっていました。
一方で角上魚類はビジネスの拡大に伴い、デジタル・IT化の必要性を感じていたことから、モンスターラボが業務改善の依頼を受け、2021年3月より本プロジェクトがスタートしました。
本プロジェクトは、①現場観察 ②デザイン設計 ③アプリ設計・開発 ④アプリの試行運用 ⑤本格導入 という流れで実施しました。
①現場観察においては、実際にプロジェクトメンバーが豊洲・新潟それぞれの魚市場に入り、各レイヤーの動きを観察することで、業務内容を捉えると共に、客観的視点で改善点を探していきました。また、④アプリの試行運用においては、アプリ導入時の現場ユーザーの心理的ハードルを下げるために実際に開発したアプリを持ち込み、対面による操作サポートと要望の吸い上げを行いました。
現場のスムーズなDX推進においては「デジタルに対する現場の心理的ハードルを下げること」が重要となります。本プロジェクトにおいては、試行運用時に実際に開発したアプリを市場に持ち込み、対面による操作サポートを実施したことから、バイヤーなどのユーザーがスムーズに紙からアプリへ移行することができました。また、開発手法としてアジャイル開発※を用いたことで、アプリに対する改善要望に対し速やかに改良することが可能となりました。
アプリが現場に導入できたことで、紙の使用時に発生していた誤記入や誤配送が減少し、作業時間の短縮や業務の質の向上に貢献することができました。また、バイヤーが買い付けた情報をデータとして蓄積することで、将来的にはテータを活用したビジネス展開も可能となります。
モンスターラボは今後もクライアントに寄り添い、ワンチームを組成することでDX推進をサポートして参ります。
※アジャイル開発とは:
システムやソフトウェア開発において主流になっている開発手法。「アジャイル」には“素早い”という意味があり、サービスインまでの期間を短縮でき、開発途中の仕様・要件変更に柔軟に対応できるのが特徴です。
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