Gardens by the Bay (ガーデンズバイザベイ)|公式アプリ『Gardens by the Bay』

Gardens by the Bay (ガーデンバイザベイ)|公式アプリ『Gardens by the Bay』

アプリのUX改善を通じて、withコロナ時代のレジャー体験を演出

Gardens by the Bayは、2012年にオープンしたシンガポールの観光施設。近未来をテーマにした大型の植物園で、「マーライオン」や「マリーナ・ベイ・サンズ」などと並ぶベイエリアのランドマークとして知られています。
モンスターラボのシンガポール拠点は、同施設の公式アプリのフルリニューアルにリサーチ・企画フェーズから参画。テクノロジーを活用したUX(ユーザー体験)向上を通じてDX推進をサポートし、コロナ禍におけるクライアントのビジネスの変化に最適な解決策を提供しました。

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課題

既存アプリに対する口コミの分析や、シンガポールを含む12ヵ国からの来園者にユーザーインタビューを実施して判明したのは、UXデザインに大きな問題を抱えていること。情報や案内が不足しているうえにコンテンツが整理されておらず、アプリの活用を促す魅力的な機能も搭載されていませんでした。

他にも、「入場券購入時または入場時の混雑」「混雑時間帯の偏り」「人気アトラクションの混雑」「園内の案内不足」といった園内のユーザー体験における明確な課題が浮き彫りになっていました。

ソリューション

新しいアプリに求められたのは、“現地に行きたくなるようなUXを生み出す”こと。モンスターラボは、ユーザータッチポイントごとに快適なデジタル体験を提供することで課題解決を図る複数の機能を提案しました。

「入場券購入時または入場時の混雑」はオンラインチケットの導入、「混雑時間帯の偏り」はダイナミックプライシングの導入、「人気アトラクションの混雑」は予約整理券発行機能、「園内の案内不足」はARを活用した道案内機能、とそれぞれの課題に対する最適なソリューションを提供。

同時に、ユーザビリティを意識したUIデザインを取り入れることで、イベントの開催時間や園内施設の案内などの各種情報を整理。カテゴライズ可能な予定表機能を搭載することで、来園前に観光スケジュールを設定できるようにし、来場者の期待感向上を促しました。

また、展望台からカメラをかざすことで重要なランドマークの情報が画面上にポップアップ表示される「360ºスカイライン」や、園内を周遊してアイテムを集めるGPS連動ゲームなど、施設内でのユーザー体験を高める機能も搭載しました。

結果

プロジェクトがスタートし、各機能の開発が進むなか、COVID-19の世界的なパンデミックが到来。Gardens by the Bayも、シンガポール政府が指定する感染対策を遵守しながらの運営が求められました。

クライアントと協議し、提案した複数の要件の優先順位を再考。感染対策の観点上、対応が必須でとなっていたオンラインチケットや予約整理券機能を最優先で実装できたことが高く評価されました。

また、ダイナミックプライシング機能に加え、現地ユーザーの拡大に方向性をシフトした年間パスの導入などの新たな施策を提案。時勢を考慮したうえで、さらなる改善にも着手しています。

現在もafterコロナの時代を見据えてプロジェクトは鋭意進行中。モンスター・ラボでは、さらなるUX向上と社会情勢の変化に合わせた迅速なサポートを継続しています。

関連情報

■App Store ➡︎ iOS

■公式サイト ➡︎ Gardens by the Bay

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記事の作成者・監修者

モンスターラボ DXブログ編集部

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