過去の買い付け実績データを活用するための業務支援ダッシュボード
角上魚類は、モンスターラボが開発した『セリ原票アプリ』によって、これまで手書きの受注明細やセリ原票を用いていた買い付け業務をデジタルに移行し、事務作業の削減やペーパーレス化、ヒューマンエラーの削減など、アナログで行われていた業務の効率化を実現していました。
アプリの活用で各種買付内容のデータ化が実現した一方で、基幹システムに蓄積されていく過去のデータを買付業務に有効活用するまでには至っておりませんでした。
現場のバイヤーからも「市場でリアルタイムに前年や前月、前週など自在に欲しいデータを参照しつつ買い付け業務の戦略を立てたい」「出張先や移動中など、どこにいても見たいデータを参照できるようにしたい」といった声が上がっていました。
モンスターラボはこれらの課題を解決するために、現場の買い付けを行うバイヤーが自身の端末でデータを参照できるダッシュボードの構築を提案。
本ダッシュボードの制作に着手するにあたって、モンスターラボは買い付け現場におけるさまざまなユースケースを想定した要件定義を行いました。そのなかで、単にデータを閲覧するだけでなく、データを戦略的に活用した買い付け業務に向けたダッシュボードを構想しました。
開発面ではアジャイル手法を採用し、バックオフィスの管理画面用のWebページに機能追加する形での実装を行いました。これによって企画発足からわずか約2ヶ月の短期間でのリリースを実現しました。
また、ダッシュボードを構築するにあたり、角上魚類の全データを保有する基幹システム側とも連携を密にとり、必要なデータの取得や、基幹システムからダッシュボードへ送付してもらうデータのインターフェースのすり合わせなどをワンチームとなって実施しました。
ダッシュボードを活用することにより、現場で必要な過去実績データをリアルタイムで参照し、より戦略的に買い付け業務を行うことが可能になりました。実際に、「過去データを元により戦略的な買い付けを組み立て、仕入れに活かす事ができるようになった」など、現場のバイヤーから買付精度の向上に関する好意的な反応が寄せられています。
また、業務平準化や教育コストの減少などの観点からもデータ利活用の入り口を広げたことが会社全体においても高く評価されました。
“過去の買い付け実績、たとえば仕入れ高や値入率などの期間指定実績値はもちろん、累計値までを一目で把握できるので、より売上や利益に貢献できる買い付けの判断が素早くできるようになりました。”
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