8月16日(金)、イスラエル/パレスチナ現地において困難な相互の対話の機会を創出することを目的に設立された学生団体であるJIPSC(日本・イスラエル・パレスチナ学生会議)による「中東問題への取り組みをしている日本企業・団体を巡るツアー」にて、現地学生含む総勢24名の学生が弊社を訪れ、ワークショップを行いました。
日本・イスラエル・パレスチナの学生にビジネスの観点から平和構築のための行動を考えることを促したい、という依頼をいただき、弊社の企業理念や2018年より始動しているSDGsプロジェクトとしてパレスチナ自治区ガザ地区を対象にSDGsビジネス調査(※1)と、今後のプロジェクト展望(※2)について話をさせていただきました。
JIPSCでは毎年、夏に議論を交えた合宿体系の事業を行なっていて、弊社への訪問はその最終的な発表の場であるシンポジウムの2日前。
2国が抱える課題を切り口に、現状や目指す未来についてなど参加者間でディスカッションした結果を、「この会議を通して学んだこと・それを活かして何をするか」というテーマで各班でワークし、発表していただきました。
パレスチナ自治区ガザ地区でのSDGsプロジェクトを推進中の弊社としても、実際に現地の若者と対話ができ、生の声を聞くことができる貴重な機会となりました。
※1 SDGsビジネス調査
2018年7月に、独立行政法人国際協力機構(JICA)による「第一回途上国の課題解決型ビジネス(SDGsビジネス※)調査」に採択された、グローバルソーシング事業を通じて中東における難民の雇用創出に寄与することを目指したプロジェクト「難民等の雇用・人材育成を通じた経済的自立のためのソフトウェア開発ビジネス(SDGsビジネス)調査」。現在に至る1年間でヨルダン、パレスチナ自治区をはじめ10の中東諸国で、30を超える企業を含む現地調査・事業展開調査を実施。
※2 SDGsビジネスとは
SDGsビジネスとは、2015年の国連総会で採択された17項目の世界共通目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」の達成に貢献するビジネス。