阪急阪神ホールディングス|UX&データ活用研修プログラム

DX推進を促すUX/UI概論をレクチャーし、お客様を起点とした発想・思考の習得に貢献

阪急阪神ホールディングスグループ(以下、阪急阪神)は、主に都市交通や不動産、エンタテインメント、情報・通信、旅行、国際輸送の6つの領域で事業を展開する企業です。

モンスターラボは、同社のDXプロジェクトチームを中心としたメンバーに、お客様起点の発想や思考、行動を引き出すためのUXの考え方をインプットし、顧客体験からデータ活用につなげる方法を研修スタイルで提案しました。

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課題

阪急阪神では、デジタル化によるお客様との接点の多様化を進め、一人ひとりに適したサービスを提供することを目指しています。

そのためには、従業員のデジタル技術への理解や活用に関する知見に加えて、お客様を起点とした発想や思考の高度化が必要とされていたため、UXの専門的な知識と豊富なDXの実績、セミナーやワークショップの経験を持ち合わせた外部パートナーによる支援が求められました。

ソリューション

モンスターラボは、​​​​​​人間中心設計(※1)の専門家をプロジェクトにアサイン。UXの概念とお客様を中心としたサービスを創出する方法論や、それを具体化するUIデザインについての講義を行いました。

そのインタラクションを通じて阪急阪神の状況や組織組成に対する考え方を把握するとともに、現場で顕在化している課題に対する理解を深めた上で、阪急阪神のお客様のペルソナを作成。可視化されたお客様像を元にカスタマージャーニーマップに落とし込みました。

カスタマージャーニーマップから読み取れるプロセスを元に、研修参加者とディスカッションを行いお客様の行動や抱えている課題について共通認識を醸成しました。

お客様の行動や課題から得たデータをどのように利活用し、顧客満足度と収益の向上につなげるのかについて講義とディスカッションを実施しました。

※1人間中心設計(HCD)とは、人間=ユーザーを中心としたモノ作りのこと。
国際規格「ISO9241-210:2010」によると、人間中心設計とは、次のように定義されています。
「システムの使い方に焦点を当て、人間工学やユーザビリティの知識と技術を適用することにより、インタラクティブシステムをより使いやすくすることを目的とするシステム設計と開発へのアプローチ」
引用:人間中心設計の国際規格ISO9241-210:2010のポイント(7ページ目)

結果

研修後の参加者アンケートでは、「事業の営業戦略立案に役に立ちそう」や「ターゲットを意識したプロモーション設計に取り入れたい」など、実際の業務活用を示唆する好意的な意見が寄せられました。

また、今回の研修を経て、阪急阪神の社内でDXプロジェクトの推進における共通理解が生まれました。

モンスターラボは、お客様のDX推進を目指して伴走を続けています。

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記事の作成者・監修者

モンスターラボ DXブログ編集部

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