大日本印刷(DNP)|iPad専用電子楽譜アプリ『MuseCloud™』

大日本印刷(DNP)|iPad専用電子楽譜アプリ『MuseCloud™』

iPad上で瞬時に移調できるアプリを開発し、クライアントの新規事業立ち上げに貢献

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、1876年の創業以来培ってきた印刷技術と情報技術を融合させ、国内外の顧客企業や生活者に対して幅広い分野で多様な製品・サービスを提供する総合印刷会社。

モンスターラボは、同社の新規ビジネス「ハイブリッド楽譜販売事業」におけるiPad専用電子楽譜アプリ『MuseCloud™』の設計・デザイン・開発を担当いたしました。

課題

デジタル化が加速する社会の変化に合わせて、人々の生活に浸透した電子書籍。印刷業界を長年に渡ってリードし、電子書籍事業にもいち早く参画したDNPが新規事業として乗り出したのが次世代型の楽譜流通販売事業でした。

その一環として初めに着目したのが、タブレット上で瞬時に移調(楽曲全体を楽器の音域に合わせて別の高さに移すこと)ができる電子楽譜アプリの開発。従来、各楽器の演奏者は紙に手書きで移調する作業を行なっていましたが、それには膨大な作業を伴うため、デジタル技術を駆使して瞬時に移調できる機能の実現が重要視されていました

ソリューション

開発にかかる時間と生産コストを圧縮するために、DNPから要望を受けたのがMusicXML(世界的な電子楽譜のファイルフォーマット規格)に対応した有料ライブラリの有効活用。

モンスターラボは候補として挙げられた複数のライブラリに対して、プロダクトの要件が満たせるかどうかの技術的な調査を実施しました。

調査に基づいて選定したライブラリを活用して開発を進めるなか、ハードルになったのが専門性の高い領域のキャッチアップ。「ユーザーのニーズが見えにくく、好まれるUIがわからない」「移調したデータの正確性が判断できない」といった課題をエンジニア側で抱えていました。

解決策となったのは、テストモデルを実際に演奏者に活用してもらい、ヒアリングを行うこと。機能の実装とテスト→フィードバックの流れを繰り返すことで精度を高めていきました。

結果

タブレットが 1 つあれば、あらかじめ電子化された原曲の楽譜の調性を読み込み、アプリに組み込まれたアルゴリズムによって簡単に移調ができる新しい電子楽譜サービスに多くの演奏者からの注目が集まりました。

同時に、DNP では楽譜の浄書から電子化・販売、オンマンド印刷までを一貫して供する次世代型の電子楽譜流通チャネルを創出。電子楽譜事業を新たに立ち上げました。

関連情報

■App Store ➡︎ iOS

■公式サイト ➡︎ MuseCloud™️

iPad上で瞬時に移調できるアプリを開発し、クライアントの新規事業立ち上げに貢献

記事の作成者・監修者

モンスターラボ DXブログ編集部

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