ITを活用したグローバルリスクへの対応
多様なグローバルリスクのなかでも、近年特に懸念されている地政学的対立。モンスターラボグループは世界20ヵ国・33都市のネットワークとITの力を活かし、パレスチナ・ガザ地区のSDGsプロジェクトやウクライナ避難民支援を実施。創業より掲げてきたミッションを体現しています。
拠点・M&A情報
モンスターラボグループは2006年の創業から成長を続け、ヨーロッパや中東、北米市場に進出。現在は世界20ヵ国・33都市に拠点を展開し、55か国以上の国籍を持つ従業員が日々事業に取り組んでいます。
私たちが社会に対しポジティブなインパクトを創出するためには、国籍や居住場所にかかわらず、すべての従業員を支援し尊重することが責務であると考えております。グローバルな拠点とダイバーシティな風土を最大限に活用し、非自発的移住などのグローバルリスクへの対処、情報産業における人手不足の深刻化といった社会課題の解決に取り組んでまいります。
SDGsプロジェクト・支援実績
モンスターラボグループは以下のようなプロジェクト・取り組みを行っています。
パレスチナ・ガザ地区 SDGsプロジェクト(2018〜)
モンスターラボグループのプロジェクト「難民等の雇用・人材育成を通じた経済的自立のためのソフトウェア開発(SDGsビジネス)ビジネス調査」は2018年、独立行政法人国際協力機構(JICA)の公募事業に採択されました。同プロジェクトは、ヨルダンのシリア難民及びパレスチナ自治区ガザ地区の若年層を対象に、ソフトウェア開発人材の雇用・ 育成を通じて日本及び中東地域向けのIT製品開発業務を行い、経済的自立を目指すものです。
2022年3月にパイロットプロジェクトが最終段階を迎え、パートナー団体とともにパレスチナ・ガザ地区にてエンジニアチームを組成し、オペレーションを開始。バングラデシュ拠点の従業員による人材育成やマネジメントを行い、日本、ドバイ、サウジアラビアのプロジェクトを中心に業務を配分する予定です。
それに先立ち、モンスターラボグループは2021年11月、中東地域における事業拡大に向けてサウジアラビア・リヤド拠点を新設しております。
バングラデシュ ストリートチルドレン支援(2018〜)
モンスターラボが支援するエクマットラ・アカデミーが、バングラデシュにてストリートチルドレンの支援活動を行うNGO団体エクマットラにより2018年に開校されました。
同校は、ダッカのストリートチルドレンや農村で生活する子どもや若者達を対象に、コンピュータ・実践英語・映像技術・クリエイティブデザインなどの授業を行う全寮制リーダー育成センターです。モンスターラボは自社の技術的知見を活かし、プログラミング授業などを通じて本アカデミーの運営支援をしています。
ウクライナ 避難民支援(2022〜)
モンスターラボグループは、多様性を尊重するグローバル企業として、ウクライナを人道的、非軍事的に支援する方法を模索していくことが責務であると考えております。
2022年2月には最初のステップとして、当社従業員を危険地帯より可能な限り離れた地域に避難させ、数名を国外退避させたほか、当社のパートナー企業であるウクライナ企業の従業員も避難させるべく必要書類の準備をサポートし、周辺国にある当社のオフィスでは必要とする避難民に対し、ワーキングスペースを開放いたしました。
また、ポーランドとチェコではウクライナからの避難民採用(最大30人のエンジニアの正規雇用)を目指して取り組み、支援を必要とする従業員へは、周辺国に在籍するメンバーから必需品を国境まで届けるなど、サポートを必要とするすべてのモンスターラボの従業員とその関係者らを可能な限りサポートしております。
▶【THR JAPAN TIMES 様】Japan has opened the door to Ukrainians. Its tech sector may get a boost in return.
▶︎【日経コンピュータ 様】ウクライナやガザにも拠点 DX支援で世界トップ10へ
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