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Report
2016/12/05
サービス企画の必殺技「UXタイムライン」とは?を開催しました

2016年11月8日にヒカリエカンファレンスルームで「サービス創りの必殺技”UXタイムライン”とは?~」と題し、BtoC向け新規事業担当者の方を対象とした体験型ワークショップセミナーを開催しました。講師は弊社の新サービス「APP STARS」で様々なアプリ・プロジェクトのUX戦略・UIデザインを担当し、UXタイムラインを考案した小蔵圭輔氏が担当し、約2時間にわたってワークを行いました。

|UXタイムラインとは

UXタイムラインは、ユーザー行動とサービスの接点から提供する機能をまとめたタイムライン形式のシートで、サービス設計時の基礎調査からワイヤーフレーム作成までのプロセスを一枚でわかりやすく表現できる手法です。この手法は、専門性をなくした理解しやすい設計になっていることが魅力のひとつで、このタイムラインを作成することで、サービス設計時に陥りがちなユーザー行動とタッチポイントの乖離を防ぐことができ、また、タイムライン形式で表現することによって、ユーザー行動に合わせた機能設計に落とし込むことができます。UXタイムラインの作成は、調査やインタビューを行った事実をもとにユーザー行動やニーズを導きますが、本イベントではより体系的な学びを得るために、アイデア展開を行うことによってニーズの洗い出しと機能の定義を実施しました。
[図1] UXtimelineの作成プロセス (当日のスライド)
図1 UXtimelineの作成プロセス (当日のスライド)

| ライフスタイルECアプリの設計を3つのペルソナから考える

本イベントでは、制作するアプリと想定のユーザーのペルソナを事前に用意し、参加された方にそのサービスのユーザーニーズとそれに応える機能、全体のストーリーを考案してもらいました。今回は、「いつでも好きなものだけに囲まれたい!私の「素敵」に出会えるライフスタイルECアプリ」をアプリのコンセプトとして設定し、3つのペルソナを用意することで、ペルソナの違いによって、サービスの機能がどのように変化するかを体験してもらいました。

[図2] 課題アプリのコンセプト (当日のスライド)
図2 課題アプリのコンセプト (当日のスライド)

| ニーズと機能の洗い出し

ワークでは、主人公がアプリを使い始めるきっかけを考えるところからスタートし、どんな情報に目が止まり、なぜ購入したか、なぜ他のストアではなくこのアプリで購入するのか、実際に商品が届いた時の感情、最後にその感情を共有するまでの流れを考えます。それぞれのフェーズについて、まずニーズをブレスト形式で洗い出します。例えば、以下の図にあるように、「彼女はなぜこのアプリで購入したのでしょう?」という問いに対し、「他の人が購入していないとわかったから」や「買ったことを自慢できる」といったアイデアがだされました。
[図3] フェーズ毎のニーズアイデアだしのイメージ図
図3 フェーズ毎のニーズアイデアだしのイメージ図

[図4] ワークの様子
図4 ワークの様子

次に出したニーズについて、最も確からしいニーズを投票によって確定します。そして、そのニーズに応える機能についても同様にブレスト、投票を行います。これで素材が出揃いました。

[図5] ニーズに対して対応する機能の一覧
図5 ニーズに対して対応する機能の一覧

これを元に、ニーズと機能が合致しているかを再度確認しながら、全体のストーリーを確認し、サービス利用の流れに不自然さがないかを確認しました。その後、そのストーリーを実際にUXタイムラインに書き出し、他のグループと共有を行いました。
[図6] 完成したUXtimeline共有の様子
図6 完成したUXtimeline共有の様子

例えば「週末のパーティーに参加する社交的で感情派な女性」というペルソナは、同じパーティーに参加するフォロワーとドレスが被らないように希少性の高いドレスを確認し、購入、それをフォロワーに知らしめる、といったストーリーと機能が考案されました。

参加者の声

  • それぞれのフェーズの機能の面白さだけでなく、サービス全体としての価値をストーリーで表現できるのがとても面白かった。
  • タイムライン化することで、ユーザーに自然な形でアプリをつかってもらう設計ができることがよい。」

参加者アンケートでは満足度は非常に高く、そして、上記の通り感想をいただきました。

[図7] 懇親会の様子
図7 懇親会の様子
また、カスタマージャーニーマップとどう違うのか?というご質問がありましたが、UXタイムラインは現状を把握するだけでなく、結論としてどのような価値をどのような機能で実現できるかを説明できる点が大きな違いになります。また、現代の様々なアプリのように縦に時間軸が進んで行く形になっているため、見る人にとっても馴染みやすいものになっていることも大きな違いです。

また、スマートフォンサイズのスクリーンでも説明できるアウトプットになるため、様々なシーンでの活用が考えられます。例えば、偶然エレベーターで新規事業の決裁者に遭遇した際にも、その事業にどんな価値があり、そして具体的にどんな機能に落とし込まれいてるかが一枚絵で、短時間に、しかもスマホで説明できます。思いやアイデアはあるのに、うまく説明できるかな..と尻込みしてしまううちに機会を逃してしまいがちだった方にも、心強いものだと思います。

| おわりに

今回は、UXタイムラインを実際に体験してもらう形のワークを実施しました。弊社ではクライアント企業とサービス開発をする際にもこの手法を活用することで、ユーザーに自然な形でアプリを活用してもらう設計を行なっております。サービスのコンセプト設計段階からもご相談も随時お受けしておりますので、ご興味お持ちいただけましたらぜひいつでもご連絡ください。

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執筆:高畠 大輔

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