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Report
2016/12/12
ITエンジニア不足を解決!「ラボ型開発」を徹底解説 を開催しました

「優秀なエンジニアが見つからない」、「プロジェクトにマッチする人材が今すぐ欲しいのに条件が合わない」など、アプリ・Webサービスを企画・開発したことがある方なら、このような問題に直面したことはないでしょうか。その解決策の一つとして弊社が提供している「ラボ型開発」は、従来の請負型開発とは異なり、お客様と共にチームとしてサービス開発をお手伝いすることができるため効率的なサービスの開発を成功させることが可能です。とは言っても、「どうやってコミュニケーションするの?」、「品質は大丈夫なの?」といった様々な疑問があると思います。そこで、今回はラボ型開発に関する様々な疑問を解消するべく、モンスター・ラボでラボ型開発のプロジェクトマネジメントを行う藤村新と、東京に営業拠点と福岡の開発拠点をもちラボ型開発を行うフロイデ株式会社代表取締役の吉谷愛氏を招き、パネルディスカッション形式でセミナーを開催しました。

| そもそもラボ型開発って?

ラボ型開発とは、必要なスキルを持ったエンジニアを必要な人数、必要な期間、専属チームとして契約する開発モデルであり、期間や予算が確定しづらい新規事業など、長期的に「成功するサービス」を考えながら開発する場合に最適な開発スタイルです。つまりクライアントが作成した仕様書通りに開発するプロジェクト型開発(請負型開発)とはことなり、仕様を固めていくところや、サービスを開発していくことで仕様を適宜変更するなどクライアントの状況に合わせて、柔軟に開発を行えることが特徴です。

図1 ラボ型開発とプロジェクト型開発 (請負型開発)の違い (モンスター・ラボ 作成)
図1 ラボ型開発とプロジェクト型開発 (請負型開発)の違い (モンスター・ラボ 作成)

| 請負型開発よりもラボ型開発が選ばれる3つの理由

まずはじめに、吉谷氏よりラボ型開発が選ばれる理由として、以下の3つをご説明いただきました。

1. 確実に早く開発することができる

一括請負型の場合、開発を発注するまでに詳細なドキュメントをつくるなどクライアントの負担がとても大きい。また基本的に仕様書通りの開発を行うため、仕様変更の場合にコミュニケーションコストがかかるなど時間がとてもかかる。

2. コストを抑えられる

サービス成功を実現するには、実際につくりながら仕様を適宜変更していく方がよい。一括請負型では、仕様書変更に伴う新たなコミュニケーションコストが生まれるなど時間がかかる分、コストもかかる。

3. クライアントの負担が少ない

ITサービス開発の経験が浅い企業にとって、要件定義を最初の段階で詳細に決める一括請負型開発はハードルが高く、学習コストもかかる。それと比較して、サービスの企画決めなど上流工程からお手伝いできるラボ型開発では、クライアントが実現したいコンセプトを核として、そこから詳細部分について議論をリードするので、学習コストなどがかからない。

写真1 「柔軟なラボ型開発がサービス成功につながる」 (フロイデ株式会社代表取締役 吉谷愛氏)
写真1 「柔軟なラボ型開発がサービス成功につながる」 (フロイデ株式会社代表取締役 吉谷愛氏)

この3点に加えて、藤村からは、クライアントへのメリットのみならず、ラボ型開発を受ける側としてのメリットがよりサービス成功へつながることをお話しさせていただきました。

| 「これは自分が創ったものなんだ」というエンジニアの誇り

従来の請負型では、基本的に仕様書通りに開発を進めるため、「もっと違う方法にした方がいいのでは?」といったエンジニアの気づきが反映されにくいということが頻繁に発生していました。それに対して、ラボ型開発ではエンジニアもクライアントと直接やりとりをし、サービス提供の目的を共有される為、納得感を持って開発を進めていけることも大きなメリットです。また、クライアントとのやりとりを通して、当事者意識がエンジニアに芽生えます。それにより、「このサービスは自分が提供するものなんだ」という誇りを持って開発に参加することができるので、エンジニアの創造性をより引き出すことができます。請負型では限られた人数でサービス提供の価値を議論していたのに対して、ラボ型ではエンジニアの新しい視点が加わることで、サービス成功へと近づいていきます。

写真2 「ラボ型開発を通してエンジニアの創造性を開花させたい」(モンスター・ラボ 藤村新)
写真2 「ラボ型開発を通してエンジニアの創造性を開花させたい」(モンスター・ラボ 藤村新)

| ニアショアとオフショアのメリット・デメリット

2社ともこのラボ型開発提供を通して、クライアントのサービス成功をお手伝いしていますが、フロイデ様は開発拠点を福岡におく「ニアショア」、モンスター・ラボはベトナムやバングラデシュ拠点と共に開発する「オフショア」でのラボ型開発を行っています。「ニアショア」は、オフショアと比較するとコストがかかるものの、東京でエンジニアを採用するよりは安く抑えることができます。また、エンジニアが日本人の為、日本のマーケット感覚をクライアントと共有しやすいため、スピード感をもって開発を進めていくことが最大のメリットです。「オフショア」は、コストを安く、多くのエンジニアを動員できることが特徴です。エンジニアが日本人ではない、ということに不安を感じられることもあるかと思いますが、年々高まるサービスのグローバルマーケット展開を念頭に置くと、グローバルでのサービス開発経験は将来的なメリットに繋がることも十分に考えられます。

図2 「ニアショア」「オフショア」のメリット・デメリット比較
図2 「ニアショア」「オフショア」のメリット・デメリット比較

これらを踏まえたうえで、オフショア・ニアショア、それぞれに合致するクライアント像についてお話しさせていただきました。

| 中長期的なサービス成長に合わせた柔軟な開発体制構築が可能なオフショア開発

オフショア開発での開発体制は以下の図3のような形になります。クライアントと現地をつなげPMサポートが、クライアントの要望確認とエンジニアのマネジメントを行います。また、藤村のようにエンジニアとしての経験豊富なアジャイルコーチが、より技術的な側面のマネジメントを行うケースもあります。この開発体制の中、オフショア開発により適しているクライアントは、サービス開発の変化に柔軟に対応してほしいといったご要望を持たれている方になります。例えば、モンスター・ラボがサービス開発をお手伝いしているとあるヘルスケア系のIT企業では、新規でサービス開発を行なった後、サービスの成長に合わせてカスタマーサポート体制を充実させたりなど、柔軟に体制の増員を行うことを行いました。このように、新規サービス開発はもちろんなのですが、中長期的にサービスを成長させていきたいクライアントに最適なのが、モンスター・ラボのオフショア開発です。

図3 サービスの成長に合わせて必要人員を都度増やしていける : オフショア開発
図3 サービスの成長に合わせて必要人員を都度増やしていける : オフショア開発

| アジャイルでスピーディーにサービス開発を進めることができる : ニアショア開発

続いて、ニアショア開発の開発体制は図4のようになります。最大の特徴は、クライアントと開発チームのエンジニアが日本人同士であり、スピーディーにコミュニケーションを行うことができることです。また、言語の違いによるコミュニケーションコストがかからないだけでなく、日本でのマーケット感覚をもって開発を進めることもスピーディーさをさらに可能にします。つまり、よりスピーディーにサービス開発を行いたいクライアントに最適なのが、ニアショア開発です。

図4 日本でのマーケット感覚を武器にしたアジャイルでスピーディーな開発が可能 : ニアショア開発
図4 日本でのマーケット感覚を武器にしたアジャイルでスピーディーな開発が可能 : ニアショア開発

| クライアントと共にチームを創ってサービスを成功させる

サービスを企画・開発したことがある方にとって、この「ニアショア」、「オフショア」という言葉は年々耳にする機会も増えていると思います。そんな中、ラボ型開発に伴う様々な不安解消について、モンスター・ラボとフロイデ株式会社が共通して行なっていることがあります。それは必ず自社でエンジニアを採用し、カルチャーの共有を行うということです。それによって、一人一人のエンジニアが当事者意識と責任感を持つことができ、サービス成功の可能性を最大化することができます。

写真3 「チームビルディングを適宜行うことで当事者意識を育む」
写真3 「チームビルディングを適宜行うことで当事者意識を育む」

| QA : 日本と比較して品質は?オフショア先のスキルは?

非常に盛り上がったパネルディスカッション後に質疑応答を行いました。当日実際に挙がったご質問とその回答を振り返ると以下のようになります。

Q.モンスター・ラボのオフショア開発において、日本人が担当する仕事と、オフショア先が担当する仕事は?

A.日本人はPMサポート、PM、技術サポート 。 オフショア先のシニアエンジニアは基本、英語でコミュニケーションが可能な現地採用の外国人エンジニア。モンスター・ラボでは、英語でのコミュニケーションが難しいクライアントのサポートとして、現地言語と日本語でのコミュニケーションが可能なメンバーが現地に常駐している。

Q.モンスターラボの海外拠点のメンバーは、全員英語が堪能なのか?

A.バングラデシュ拠点は、ほぼ全員が英語でのコミュニケーションが可能。ベトナムには英語でのコミュニケーションが難しいメンバーもいるが、マネージャーは必ず英語でのコミュニケーションが可能な人をアサインしている。

Q.クライアント側エンジニアがオフショア先に常駐して、オフショア先で共に開発できるか?

A.大歓迎。例えば、ベトナム拠点のエンジニアは非常に学習意欲が高く、それに刺激を受けるという事例もある。

Q 品質担保の面で、オフショアは少し心配です。

A モンスター・ラボでは、東京拠点のエンジニアが、PMやソースコードレビューを行うので、最終的には日本人が品質を担保することができる。

| まとめ : 新規ITサービス開発でのお悩みをぜひお聞かせください

今回は、IT人材が不足している企業様向けに人材採用以外の方法で、新規ITサービス開発を成功させる「ラボ型開発」を徹底解説いたしました。弊社では、6ヶ国11拠点における約500名の自社エンジニアの高い技術力を最大限に活用して、お客様と共にITサービス開発を成功させ、お客様が実現したい世界を創造するお手伝いをしています。より詳しくサービス開発の相談がしたい!開発のみならず、企画やUXについても相談したい!と感じていただけましたら、ぜひお話をお聞かせください!

執筆:高畠 大輔

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