観光情報メディア「Talon Japan」の刷新
Talon Japanは、タイ国内で日本旅行に関心を持つユーザーに向けて情報発信を続ける中で、コミュニティのさらなる拡大を見据えていました。
既存サイトはWordPressで運用されており、日々の情報発信基盤としては十分に機能していたものの、今後、英語・タイ語をはじめとした多言語展開や、AIを活用した新たな機能追加を進めていくためには、より柔軟な技術基盤が必要であるという認識を持っていました。また、プラグインに依存したSEO運用についても、記事がより多くの読者に届くよう、仕組みから見直したいという意向がありました。
こうした将来を見据えた課題意識のもと、Talon JapanはモンスターラボとともにWebサイト刷新プロジェクトに挑むことになりました。
モンスターラボは、既存サイトのUIデザインやサイトマップを活かしながら、コストを抑えつつ技術基盤のみを大きく刷新するアプローチを提案。管理画面にはWordPressに代えてヘッドレスCMSを採用。フロントエンドとバックエンドを分離することで、保守運用のしやすさと将来の機能拡張への拡張性を確保するとともに、プラグインに起因するセキュリティリスクの回避も実現しています。
多言語化においては、英語・タイ語のURL構造に対応した設計を採用し、1つの管理画面から複数言語のコンテンツを管理できる仕組みを構築しました。これにより、今後さらに対応言語を追加する際も、少ない工数での拡張を実現します。
SEO面では、各ページに構造化データ(JSON-LD)を付与し、検索エンジンに記事の内容を正確に伝えられる構造へと変更。これまで検索結果に表示されにくかった記事についても、ランディングページとしてクロールされやすい仕様へと改善しました。
プロジェクトは日本の営業担当とタイのプロジェクトリーダー・エンジニアチームが連携するグローバル体制で推進。国境を越えたチームワークにより、現地の商習慣や言語ニーズを踏まえた開発を実現しました。
刷新されたWebサイトは、タイ語版・英語版の両方でリリースを完了。会員登録・マイページ機能が新たに追加され、ユーザーはお気に入りのクーポンや記事を保存し、旅行中にいつでも見返せるようになりました。
また、ヘッドレスCMSへの移行により、Talon Japanのチームは記事やクーポン情報を柔軟かつスピーディーに管理・更新できる体制を手に入れています。さらに、SEO構造の改善によって記事が検索結果に表示されやすくなったことに加え、今後はTalon Japanのチームと共同でカテゴリ・タグ整理によるさらなるSEO強化も予定されています。
モンスターラボは今後も、Talon Japanの継続的な成長を技術面から支援してまいります。