Roland(ローランド)|音楽ゲームアプリ『Rhythmeal(リズミール)』

Roland(ローランド)|音楽ゲームアプリ『Rhythmeal(リズミール)』

リズム感やテンポ感が身に付く音楽ゲームを開発し、新規ユーザー層の獲得に貢献

ローランドは、電子ピアノ、シンセサイザー、電子ドラムなどの製品や音楽に関する周辺機器を製造・販売する老舗の電子楽器メーカー。

モンスターラボは、同社が提供するリズム感・テンポ感が身に付く音楽ゲームアプリ「Rhythmeal(リズミール)」の開発プロジェクトに企画段階から参画。ビジネスモデル設計から伴走し、UI/UXデザインからプロダクト開発までの全工程を担当しました。

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課題

新規ビジネスモデルの立案にあたり、ローランドが求めていたのは新規ユーザー層の獲得。国内外のプロミュージシャンをはじめとした既存ユーザーからの支持は厚いものの、10〜20代の若年層や女性へのアプローチに関しては、まだまだ余地が残されていると感じていました。

製品のバリューや魅力を浸透させるためのキーと考えたのは、「リズムを刻む面白さ」を知ってもらうこと。音楽に興味はあるけれども楽器を購入して演奏するまでには至っていないライト層に対して“どのようなアプローチが最適かつ効果的なのか”という部分が最大の焦点になっていました。

ソリューション

ローランドの社内プロジェクトチームと連携し、ペルソナ設計や競合調査・市場調査を実施。デザインスプリントによるサービスのアイデア出しを行い、サービス設計に落とし込みました。

コンセプトとして見出されたのは、「個々が持つリズムを尊重」すること。既存の音楽ゲームのようにシーケンスを打つことの正解性を競い合う仕様ではなく、一拍の間に刻むリズムをユーザーの感性に合わせて自由にアレンジできる仕様を採用しました。

UI/UXデザインでは、音楽の知識が無くても楽しめることを最重要視。あえて音符を使った表現を無くしたり、若年層や女性にも親しみやすいビジュアルを取り入れることでアカデミック色が強くなりすぎないような工夫を施しました。

開発面では、今後の拡張性を考慮してマルチプラットフォームへの対応が可能なFlutterでの開発を提案。入念な技術調査を行ったのちにモックアップを製作してPoCを繰り返すことで、音楽ゲームの核となるレスポンス性を高める調整を行ないました。

結果

iOS・iPadOSでリリースしたアプリは、大手電子楽器メーカーでは類を見ないポップなテイストのゲームアプリとして多方面から注目を集めています。

アプリストアにおけるユーザー評価も好評で、楽器の購入に到るまでの隙間を埋めるような新規顧客層へのアプローチ手法として期待を高めています。

グローバル展開に向けた多言語対応や電子ドラムとの連携、Androidへの対応など、さらなる機能拡張・サービス展開も予定されており、モンスターラボではさらなるサービスの向上に向けた支援を継続しています。

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記事の作成者・監修者

モンスターラボ DXブログ編集部

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