2019年9月26日、アライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区)にて「インバウンドにおけるWeChat活用とミニプログラム開発の最新事例セミナー」が開催されました。

「WeChat(微信)」とは、月間利用者数が10億人以上を超える中国発のコミュニケーションアプリ。特に、最近では「ミニプログラム」というWeChat内で提供されるクラウドアプリが注目を集めています。

東京オリンピックの開催を翌年に控え、インバウンド対策の重要度は日増しに増加。多くの企業でWeChatを活用したマーケティング施策が始まっています。

今回のセミナーではWeChatを活用したマーケティング施策を検討・実施中の企業に向けて、Tencent IBG、ワンドット株式会社、アライドアーキテクツ株式会社、株式会社モンスター・ラボの4社が登壇。インバウンドにおけるWeChatやミニプログラムの具体的な活用事例を解説しました。

◾️セミナー概要

名称 WeChat活用事例を完全網羅!
インバウンドにおけるWeChat活用とミニプログラム開発の最新事例セミナー
日時 2019年9月26日(木)15時~17時
会場 アライドアーキテクツ株式会社 3階セミナールーム
東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル

登壇企業① Tencent IBG

まず、初めにWeChatを提供する腾讯(テンセント)のインターナショナルビジネスグループに所属する叶志松氏が登壇。

WeChatのエコシステム、WeChatミニプログラムの特徴・事例、登録からリリースまでの流れといった基本情報を解説しました。


◾️登壇者プロフィール

Tencent IBG
叶 志松 氏

大学卒業後、システムエンジニアとして、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)に入社。2012年5月に北京DACに駐在、RTB・リスティング関連の業務を担当。2016年に百度本社にてマーケティングコンサルティング部ディレクターとして従事。2018年12月に再度日本に戻り、Tencentインターナショナルビジネスグループ(IBG)にジョイン。日本市場のビジネス開拓を担当。

登壇企業② アライドアーキテクツ株式会社

続いて登壇したのは、国内向けマーケティング活動の支援に加えて中華圏向けのプロモーション支援も行うアライドアーキテクツ株式会社でグローバル事業部部長を務める番匠達也氏。同社の中国事業の説明からスタートし、WeChat活用事例を実際にマーケティング支援を行なっている日本企業の取り組みを例に紹介しました。

中国インバウンドで売り上げを上昇させている企業の取り組み方には、会場に集まった受講者たちも注目。WeChatミニプログラムの活用例はもちろん、WeChatクーポンの活用例まで解説したり、WeChat広告の活用例を「旅ナカ」「旅マエ」に分けて解説するなど、充実した内容に会場中が耳を傾けていました。


◾️登壇者プロフィール

アライドアーキテクツ株式会社 グローバル事業部 部長
Vstar Japan株式会社 代表取締役 番匠達也 氏

2011年にアライドアーキテクツ入社後、自社サービスであるモニプラファンブログの拡販に従事し、最年少でマネージャーに昇格。2015年より、中華圏に向けた越境EC・インバウンド関連の事業部の立ち上げを行い、様々な業種の日本企業50社超の中国向けプロモーション支援を行う。2018年4月よりアライドアーキテクツの関連会社である、日本人クリエイターの中国進出支援を行うVstar Japan株式会社の代表取締役に就任。

登壇企業③ 株式会社モンスター・ラボ

3番目に登壇したのは、中国市場進出や事業拡大を目指す日本企業向けにWeChatミニプログラム開発などのローカライズサービスを提供する株式会社モンスター・ラボの成都拠点長である張艶氏。

張艶氏は実際に中国でWeChatがどのように使用されていて、どのように人々に受け入れられているのかといった現地事情を講演の冒頭で紹介。QRコード決済が当たり前の存在になっている中国社会の現状を紹介し、中国市場におけるWeChatの重要性を訴えました。

続けて、現地でどのようにWeChatミニプログラムが流行しているのかを、実際に中国で成功を収めている日系企業の取り組みやモンスター・ラボ成都拠点の事例を基に紹介。中国の最新WeChat事情に注目が集まりました。


◾️登壇者プロフィール

株式会社モンスター・ラボ
成都拠点長 張艶 氏

上海外国語大学院生卒業、28歳で社長業を始める女性リーダー。日本語、英語、中国語が堪能で、多文化交流を行い、学生時代からコンサルティング、ビジネス企画、グローバル教育などに挑戦し急速に成長。2014年モンスター・ラボ成都支社に入社し、プロジェクトマネージャー、営業マネージャーを担当したことにより、受託開発会社の会社価値を深く考え、2017年からモンスター・ラボ成都支社の会社改造を始め、クライアントが中国市場で勝つためのプロダクトを作ることができるIT会社を目指し、数多くの日本企業の中国進出のデジタルソリューションを提供。

登壇企業④ ワンドット株式会社

最後に登壇したのは、ユーザー数1,300万超えの中国育児動画メディア「Babily」を運営するワンドット株式会社で代表取締役CEOを務める鳥巣知得氏。

まず初めに、「Babily」のサービス概要と成功までのストーリー、そして中国における現在地を解説。日系企業ながら中国を拠点に中国市場で成功を収める同社の取り組み方にスライドをメモしたり、撮影する受講者が続出しました。

さらに、2019年7月から導入したというWeChatミニプログラムの活用例を紹介するとともに、中国のIT市場について詳しく解説。中国において外資企業の事業機会が広がっていることを紹介しました。


◾️登壇者プロフィール

ワンドット株式会社 代表取締役CEO
上海万粒网络科技有限公司 董事长CEO 鳥巣知得 氏

東京大学在学中に株式会社オルトを創業。ナップスタージャパンにて、経営戦略部長として世界初のモバイル定額制音楽配信サービスの立ち上げに従事。BCGおよびBCG Digital Venturesにて、Principalとしてインターネット領域で新規事業戦略やグローバル戦略に多く携わり、本事業立上げをリード。2017年3月にOnedot及び上海万粒を創業、現職。

中国市場への進出やWeChatミニプログラム開発などのローカライズにお悩みの経営者様・企業担当者様へ

モンスター・ラボではお客様からの中国市場への進出に関するご相談、サービスのローカライズ(WeChatミニプログラム開発など)に関するお問い合わせを随時受付しております。ご興味のある方はお気軽に下記のリンクボタンからお申し込みください。

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