• 日本語
  • English
  • 中文
MENU
CREATE A PLATFORM FOR DIVERSITY
Web, Game, App, Illustration
https://monstar-lab.com/
Blog
2016/12/16
新しいアイデアは日々うみだすことができる。アナロジー発想法

新規事業が立ち上がって以来、継続的にアイデア出しをすることで段々とチームが一つになるタイミングがあると思います。しかし、それと同時に、アイデアは絞り出しきってチームが停滞……さらに前進する為に新しいアイデアの着想を得たい。そんなシーンに直面されたことはないでしょうか。今回は、今まで目にしたことがあるものが持つ特徴や形から、新しいアイデアの着想を得る方法である「アナロジー発想法」についてご紹介します。

| コウモリとレーダー, アナロジー発想法

アナロジー発想法とは、日々目にするものやそれまで見たり聞いたりするものから、着想を得て新しい製品やサービス開発に活かす方法論の一つです。アナロジー発想法……少し、聞きなれない言葉だと思います。ですが、誰かに自分しか知らないことや何かを体験した時の感情を説明する時に「野球に例えるとさ、、、」といった具合に、お互いが知っている他の何かに置き換えて伝えたいことを伝える、ということはご経験がある方も多いと思います。今回紹介するアナロジー発想法もこの作業に似ています。まずは、代表的な事例を二つ見てみましょう。
図1 「コウモリとレーダー」のアナロジー発想法

図1 「コウモリとレーダー」のアナロジー発想法

一つ目は、「コウモリとレーダー」のアナロジー発想法です。レーダーと言えば、大型船が他の船との距離を把握するために利用されたり、野球の投手が投げる球速を測定するスピードガンとして利用されたりと、様々なシーンで活用されています。諸説ありますが、このレーダーは、コウモリが超音波を発して、跳ね返ってきた超音波から障害物を認識する、という概念を利用して開発されたと言われています。
図2 「ヘビと鎖」のアナロジー発想法

図2 「ヘビと鎖」のアナロジー発想法

同様の事例として、蛇と鎖があります。両者を比較すると、形状の類似性だけでなく、個体としての丈夫さをもちながらもき柔軟に形を変化させることがでる、という点においても類似性があると考えられます。コウモリの例と同様諸説あるものの、二事例とも確かにそういう発想方法もあると納得できるということは、身近な物から、多くの人が活用するような製品アイデアの着想を得ることができると言えます。しかし、結果は見てしまえば簡単。実際にやるとなるとどうやればいいのか…….と思われると思います。なので、ここではちょっとしたトレーニングをして、着想を得る体験をしてみましょう。

| 街灯を起点にアイデア着想のトレーニングをしよう

考えていただきたいのは、街灯を見てどんなものが着想されるかです。図3をプリントアウトして少しの間、街灯から着想されるものを書きおこしてみてください。
図3 「街灯を起点にしたアナロジー発想」トレーニング用

図3 「街灯を起点にしたアナロジー発想」トレーニング用

さて、「街灯を起点にしたアナロジー発想」についての結果の1例としては図4のような形になります。今回は、街灯のフォルムから着想を得て、同じようなフォルムをもつものをあげるというテーマで実施しました。例えば、シャワー・お辞儀をする人・ご老人・トランペッター..などがあげられました。
図4 「街灯を起点にしたアナロジー発想」結果1例

図4 「街灯を起点にしたアナロジー発想」結果例

| 着想を得るために日々に少しの変化と脳内トレーニングを楽しもう

今回は一部のみの紹介でしたが、「analogical thinking」と検索していみると様々なアイデア着想事例を見ることができます。アイデアが枯渇し始めると段々と視野が狭まって単調な日々に陥ってしまうと思います。そんな時にこそこのアナロジー発想を試して見てほしいです。狙ったようなアイデアが次々にでてくるわけではないですが、この発想法を試してみること自体が、新たなアイデアの着想を得ることに繋がってくると思います。例えば、いつもとは違うお店でランチをする、通勤路を変えてみる、など毎日ちょっとした心がけで普段とは違う景色から何か突破口をつかめるかもしれません。

執筆:高畠 大輔/編集:西本 守人

Archives