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アジャイル
2015/04/15
イノベーションフレームワーク「スクラム」で知識創造の場を作ろう!

スクラム(Scrum)ってなに?

みなさんは、スクラム(Scrum)というワードを聞いたことがあるでしょうか?
もちろん、真っ先に思い浮かぶのは、ラグビーのスクラムだと思いますが、ソフトウェア開発の世界にも、スクラムという開発手法があり、数多くあるアジャイル開発手法のなかで、世界でもっとも採用されている実績があります。
「スクラム」は1980年代に日本の製造業におけるイノベーション手法を研究した野中郁次郎氏の論文が原典となっており、1990年代に、ジェフ・サザーランド氏らによってソフトウェア開発に応用され、アジャイル開発手法として広まりました。

スクラムガイドを見てみよう

公式のルールブックを参照すると、「複雑で変化の激しい問題に対応し、価値の高いプロダクトを生産的かつ創造的に届けるためのフレームワーク」であると、定義されています。(本来は、プロダクトを構築するプロセスや技法ではないのですね) 実際にスクラムガイドを読んでみるとわかりますが、スクラムの構成しているルール自体は、とても簡潔でわかりやすいものです。また、スクラムを含む、アジャイル開発と呼ばれる手法では、「事前にすべてを正確に予測し、計画することはできない」という前提を意識していて、 ・関係者は目的の達成のためにお互い協力しあいながら進める ・利用者の反応や関係者からのフィードバックを継続的に得ながら計画を調整する ・まとめてではなく、少しづつ作り、できあがったものが要求と合っているかを頻繁に確認する といった、進めかたの特徴があります。
以下に、スクラムチームとその役割・会議体・成果物の概要を簡単に紹介します。(スプリントとは、くりかえし開発を行う固定期間のタイムボックスのこと)

スクラムチームのためツール達

成果物

・プロダクトバックログ 実現したい要求のリスト、一意な順番を持ち、順位の高いものから開発される ・スプリントバックログ プロダクトバックログから選択した項目を完了させるタスクの一覧 ・リリース判定可能なプロダクト スプリント単位でつくられた「完了の定義」を満たしたプロダクト

会議体

・デイリースクラム 開発チームの状況を確認する ・スプリント計画ミーティング プロダクトバックログから、どの項目を開発するか決定し、必要なタスクをスプリントバックログに追加する ・スプリントレビュー できあがったプロダクトを確認する ・スプリントレトロスペクティブ プロセスやツールの観点でスプリントを振り返り、今後のアクションプランをつくる

役割

プロダクトオーナー プロダクトバックログの管理責任者。開発チームを活用して、そのプロダクトが生み出す価値を最大化する。 開発チーム 動作するプロダクトを開発する。プロダクトを作るために必要なすべての作業が遂行できる機能横断的なチーム。 スクラムマスター チームにスクラムのルールの理解と、効果的な実践を促し、チームの歩みを止める障害物を取り除く。

スクラムによる開発を経験した感想

私が、いま携わっているプロジェクトでも、スクラムを採用していますが、「軽量、理解が容易、習得は非常に困難」といわれているように、実際の開発プロジェクトで、効果をあげるためには、そのプロダクトにあったプロセス・ツールを検討し、試行錯誤を経た、チームの学びが欠かせないと実感しています。
スクラムフレームワークに、様々なプロセスやツールを取り込み、積極的にカスタマイズしていくこと、そして、その経験から得た知見を幅広く共有していくことが、普及のカギになるのではないかと思っています。

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